部屋が汚なくてイライラする原因は?子育て中でも部屋を綺麗に保つコツとは

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子育て

毎日、子育てや家事に追われて時間があっという間に過ぎていくママは多いと思います。

部屋を片付けたい、綺麗にしたいと思っていても疲労感や、子育てに必死でなかなか思うようにいかないことも多いと思います。

部屋が散らかっていると精神的にも肉体的にも悪影響を与える可能性があるので改善するコツを一緒に考えていきましょう。

汚部屋だとイライラする理由

子育てしていると、片付けても片付けてもすぐに散らかりますよね…。

毎日、頑張っているのに部屋は綺麗にならないし、ゴチャゴチャしている空間にいるとイライラしてくる…私ってダメだなと自己嫌悪になることも。

どうして部屋が汚れているとイライラしてしまうのでしょうか。

理由をいくつか考えてみました。

イライラする要因
  • 視覚的に情報量が多い
  • 失くしものが多い
  • やりたいことにすぐ取りかかれない
  • 片付けられない自分が許せない

私の場合は上記の理由が多いですね。

人にもよりますが、片付けられないことへの罪悪感があったり綺麗にしないといけないというプレッシャーを感じている人もいると思います。

まずは、イライラしている気持ちに気付いて、何に対してストレスがかかっているのか理解しましょう。

きのみ
きのみ

あぁ~部屋が散らかりすぎてイライラししてくる!

きのパパ
きのパパ

ちょっとくらい散らかっていても問題ないよ~

人によって部屋の散らかっている状態は違います。

我が家の旦那さんは細かいことを気にしないタイプ。

そんな旦那さんに対して一人でモヤモヤしてしまうこともありますが、その人の体質だと思って深く考えないようにしています。

きのみ
きのみ

それでも小言を言ってしまいますが…

旦那さんの性格を理解しつつ、自分のイライラするポイントを伝えてお互いの“ちょうどいい”を見つけられるようにしています。

どうして部屋が汚れるのか

毎日家事を頑張ってしているし、私が散らかしたわけでもないのになぜこんなにも汚れてしまうのか。

きのみ
きのみ

気がつくと部屋の中がゴチャゴチャしてる…。

子どものおもちゃやオムツ、そのままになった洗濯物など物が散らかって雑然としていると気持ちがソワソワして落ち着かないですよね。

部屋が汚れる主な原因は3つ。

掃除の時間や余裕がない

子育て中は子ども中心の生活を送っているので、なかなか他に時間を割けないということもあります。

子どもは、片付けてもその後すぐにオモチャをひっくり返して遊びますし、畳んだ洗濯物が床に転がっていようがお構い無し。

その度にもう一度片付けて、洗濯物を畳んで…と家事が一向に進みません。

きのみ
きのみ

おもちゃは寝る前に片付ければヨシ。

洗濯物は裏返したまま片付けてOK

家事に完璧を求め過ぎず、自分が許せる範囲なら諦めることも肝心です。

時間がないからこそ、妥協できるところはして余裕も持てるようにしましょう。

掃除をする習慣がない

掃除をする習慣や整理整頓をする習慣を持っていないと汚部屋になりやすいです。

もともと習慣がなかったのに、急に毎日掃除を頑張る!というのはモチベーションを維持するのも大変。

このような方はまずハードルを最大まで下げてみてもいいですよ。

  • 週に一、二回掃除機をかける。
  • 寝る前だけテーブルの上を整える
  • 落ちている物はとりあえずボックスへ

とりあえずボックスをリビングなどに置いておき、何でもポイポイそこに片付けてしまいます。

その箱がいっぱいになったら片付ける合図。

など、無理のない範囲で片付ける習慣を身に付けていくのがいいでしょう。

認知症やADHDなどの病気のせいかも

ADHDや認知症などの病気が原因で汚部屋になってしまう可能性もあります。

これらの病気は症状や種類、人によってそれぞれです。

「何から始めたらいいか分からない」「必要なものと不要なものの判断ができない」など、これは自分自身が決して悪いわけではなく、精神的な問題や病気の症状が関係している可能性があります。

気になる方は家族や専門の医療機関へ相談をすることを検討してみてください。

掃除とストレスの関係

私自身、家事の中で掃除をすることは好きな方です。

大変だけど、整った状態を見るととても達成感があります。

掃除をすることでストレス発散ができるとありますが、どのような影響があるのでしょうか。

体を動かして脳を活性化

反復動作が多いと幸せホルモンといわれているセロトニンが分泌されます。

窓ガラスやテーブルを拭くなど家での掃除は反復動作が多く、ストレス解消に繋がるのです。

達成感を味わえる

先程もいいましたが、私は掃除を終えた後の達成感でストレスが発散できているようです。

きのみ
きのみ

子育て中は達成感を味わいにくいところがありますよね。

家事をやっている最中に子どもが泣いていしまったり、オムツ換えや遊びに付き合ったりと自分の作業が途中で止まるなんてことは当たり前です。

家で子どもを見つつ、掃除を最後までやり遂げたという達成感が味わえると自信をもつことに繋がります。

はじめは、自分ができそうな小さな目標をたててやりきった!と自信を持てるようにするといいですよ。

集中して没頭できる

掃除はやる前は億劫に感じてしまいますが、やりだすと何も考えずに集中できませんか?

無心で掃除に取り組むとリフレッシュ効果が期待できます。

ゴチャゴチャした部屋が少しずつ片付いていくとスッキリとした気分になりますね。

毎日色んなことを考えているママにとって一つのことに集中できる掃除は気分転換にもなり、部屋が綺麗になるいいストレス解消法の一つです。

汚部屋がもたらす悪影響とは

部屋が汚れていると健康面で悪影響が及ぶだけではなく精神状態にも影響します。

散らかった環境で子育てをしていると子どもにとってどのような影響があるのでしょうか。

育児中のストレスフルな環境

育児中は子どもの物が増えて管理するのも大変になります。

おもちゃや絵本は増えていき、トランポリンやジャングルジムなど大型のものあると一気にスペースを取られてしまいます。

我が家もトランポリンがありますが、使っていないとその上におもちゃや洗濯物など物を置くスペースになりがち。

おもちゃだけでなく日常で使う紙オムツやお尻拭きなど生活用品が散らばっていると物で溢れてゴチャゴチャに…。

共働き夫婦も多くなってきてる中、働いて帰ってきてからの家事、育児+αで片付けをする時間なんてとてもじゃないですが、ありませんよね。

こういった背景から散らかったままでいることも多く視覚的に情報量が増えてストレスを感じてしまいます。

イライラが子どもに与える影響

仕事もあり、家では家事に追われて余裕がないのに部屋は汚れた状態だと大人も子どももイライラして余裕がなくなるのは仕方のないこと。

きのみ
きのみ

イライラしたくなくても小さなことで怒ってしまったり自己嫌悪になることもたくさん…。

そうすると、親の顔色を伺って萎縮してしまったり、兄弟でケンカが増えたり子どもたちにも影響があります。

掃除がこまめにできなければ、ホコリやダニの死骸が空気中に舞いハウスダストとして吸い込んでしまいます。

我が家の次男はハウスダストのアレルギーを少し持っているので、こまめに掃除をしてアレルギー症状が出ないように気を付けています。

家庭環境が子どもの成長に大きく関係

散らかった部屋で小さい頃から過ごしているとそれが当たり前になってしまいます。

そのため、整理整頓への意識がなく育ってしまうので綺麗にするというイメージが湧きません。

片付け方が分からないまま大人になってしまうと、部屋を綺麗に保つことができず、ごみ屋敷になる可能性も。

そうならないように片付けや整理整頓ができるよう身の回りを整えることが大切です。

子どもがいても綺麗な部屋を保つ方法

そうは言っても子どもがいるとなかなか部屋を綺麗に保つのは大変。

働きながら部屋を綺麗に保つコツをお伝えしていきます。

片付けるコツは“遊び感覚で”

片付けが身に付いていくまでは子どもと一緒に片付けをするといいでしょう。

子どもと片付けるポイント
  • 子どもと一緒に片付ける
  • ゲーム感覚で楽しく
  • おもちゃは細かく分けない

片付ける物をあまり細かく分けると子どもがどこに片付けたらいいのか分かりにくく、続かないので最初はケースに入れればOK!という感じで大まかに分けましょう。

ついつい子どもに「片付けをしなさい!」と言ってしまいますが、片付けが嫌いになる原因の一つ。

片付けが楽しいと感じられるように工夫ができるといいですね。

きのみ
きのみ

このおもちゃのお家はどこだったっけ?

長男
長男

教えてあげる!こっち~!

時間はかかりますが、ゲーム感覚で片付けると子どもも一緒に片付けてくれます。

息子たちが小さい頃はゲーム感覚で片付けをしたり、片付ける分類は少なく分け、イラストなど分かりやすいラベルを貼ったりして一目で分かるように工夫をしていました。

収納ケースと工夫

収納ケースはインテリアなど気にしてついつい大人が使いやすいものを選びがち。

子どもだけでも片付けられる収納ケースを選んであげましょう。

子どもが使いやすい収納ケース
  • 軽い素材のもの
  • 子どもが出し入れしやすい持ち手があるか
  • ちょうどいいサイズ感
  • 入れる物にたいして余裕がある

上記を踏まえて何を入れるか考え、詰め込み過ぎないようにしましょう。

子どもがお気に入りのおもちゃは取り出しやすい所に配置してあげたり、見える収納として飾ってあげたりすると喜んで元の場所に戻してくれたりしますよ。

ちょこっと掃除のコツ

子どもが小さいうちは毎日大忙しで掃除をする時間が取れないこともしばしば。

一度に全部を綺麗にしようとせず、作業のついでにちょこっと掃除をするというやり方がいいと思います。

ちょこっと掃除をするために大切なことは【取り出しやすいところに置く】ことがポイント。

わざわざ引き出しから取り出して、使い終わったら乾かしてその後に元に戻す…その動作が面倒で後回しにしがち。

きのみ
きのみ

手を洗ったついでに洗面台に置いているスポンジで掃除をしています。

思い立った時に道具が近くにあると掃除がしやすくハードルも下がります。

動作をワンアクションにして面倒と感じる前に【ちょこっと掃除】をしてしまいましょう。

掃除グッズは必要な数だけにする

汚れには種類があり、アルカリ性・中性・酸性があります。

汚れの種類にあった洗剤を使うことで効果的に掃除ができるのでおぼえておきましょう。

きのみ
きのみ

知っていましたか?

カビキラーやキッチン泡ハイターってほとんど同じ成分なんですよ。

これを知ってから、お風呂とキッチンに1本ずつ用意することを止めてハイターは1本だけ所持するようになりました。

このようにお風呂用、キッチン用など洗剤は色々ありますが、最低限これがあれば大丈夫というものをピックアップしてみました。

『酵素系漂白剤』の特徴

  • 弱アルカリ性
  • 食器やお風呂場にも使える
  • 色柄物の衣類も洗濯可能
  • 金属全般は変色してしまうので使えない

⇒(例)オキシクリーン

『塩素系の漂白剤』の特徴

  • 強いアルカリ性
  • 5分で除菌
  • 泡で使いやすい
  • 換気をし、直接触らないようにする

⇒(例)キッチン泡ハイター

『アルカリ電解水』の特徴

  • 油汚れや皮脂汚れの酸性の汚れを落とす
  • 除菌効果
  • 手荒れなどに気を付ける

酸性』の特徴

  • 水垢や石鹸カス、尿石などの汚れに効果的
  • たばこやトイレのアンモニア臭の消臭
  • 塩素系漂白剤と混ぜると有害ガスが発生するので一緒にしない

⇒(例)クエン酸

ここからご家庭にあった洗剤を+αしていけばいいかと思います。

洗剤ではありませんが、使い捨てシートがあると使った後は捨てるだけなのでとっても楽チンです。

セスキ炭酸ソーダ配合のシートならIHやガスコンロの油汚れをサッと拭き取れるので使いやすいですよ。

掃除した後は捨てるだけなので気軽に使えておすすめです。

汚れの種類を見極めて洗剤を使いこなせれば最低限の掃除用品ですみ時短にも繋がるので覚えていると役に立ちます。

家族を巻き込む掃除ルール

我が家は掃除も洗濯も住んでいる人たちでやる!というルールにしているので、誰かが片付けを始めたら家族みんなで行います。

私が洗濯物など干し始めると旦那さんが先頭に立って動き出してくれます。

きのパパ
きのパパ

パパはお皿を洗うね~

長男
長男

じゃあ、お風呂洗ってくるよ!

次男
次男

ぼくは掃除機をかけるね。

土日などのお休みの時は勉強や宿題をやって家の事をしたらゲームしてもいいよというルールになっているので何も言わなくても朝から掃除機をかけていたり、お風呂を洗ってくれています。

その家で暮らしているのはママだけではないはず。

家族全員の家なのだから、ママ一人がやる必要はないですよね。

ママ一人が頑張るのではなく、住んでいる家族みんなで綺麗を保とうという意識を持って伝えていけるといいですね。

きのみ
きのみ

皆でやれば一人の負担も軽く、すぐに終わるね!と子どもたちには伝えています。

終わったら、感謝の言葉は忘れずに。

私はあなたのおかげでこんなに助かった!と言葉で伝えるようにしています。

家庭環境によって色んなルールがあると思いますので、家族に合ったルールを設けてお互いに支え合い、負担を軽くしていけたらいいですね。

頼ることの重要性

育児中、大変なら掃除の手を抜いてもいい。と言われて、「手を抜いた分、掃除はだれがやってくれるの?」とモヤモヤしたことがあります。

今日の掃除に手を抜いたら明日の自分が辛くなるのは分かっているので、やるしかない。

でも、たまには休んだっていいんですよね。

掃除はその家に住む家族全員でやるべきことです。

手を抜くといっても掃除を雑にするということではなく、人や物に頼りながら上手に頑張っていけるといいと思います。

協力を求める勇気を持つ

共働きでの育児、家事は家族みんなの協力がとても重要。

夫婦や家族で話し合い、家事の分担が決められるといいですね。

そんな話し合いで不満やお願いをする時の注意点があるので参考にしてみて下さい。

家事の分担を上手く伝えるポイント
  • 命令口調で言わない
  • して欲しいことは具体的に
  • 思ったことはその場で伝える

最初はどうしても掃除のやり方など口を挟みたくなりますが、グッと我慢して見守ってあげて下さい。

きのみ
きのみ

掃除機かけてくれたの?助かる!

掃除する時は端の方も掃除してくれると綺麗なっていいよ。いつもありがとう!

きのパパ
きのパパ

分かった!次はから気を付けてみるね。

やってくれた事にたいして感謝はしっかりと伝えましょう。

子どもに対しても感謝を伝え、思ったことは具体的に言うと次から意識してくれます。

家電に頼る

忙しい毎日の強い味方となる便利家電!

家電を上手に利用しましょう。

全自動洗濯乾燥機

子どもがいる家庭は洗濯物も多く毎日することなので大変な家事のひとつ。

そんな時は乾燥までやってくれる全自動洗濯乾燥機は重宝します。

天候にも左右されず、干す作業もいらないので時短に繋がります。

・コードレス掃除機

子どもの食べこぼしやちょっとしたゴミなど気になったらすぐに掃除ができるのがポイント。

コードレス掃除機を選ぶポイントはご家庭によって様々ですが子育て中は運びやすく、移動がしやすいものを選ぶといいです。

自動掃除機ロボット

仕事中や出かけている間に掃除をしてくれる優れもの!

導入できるならぜひ購入したいアイテムです。

水拭きも一緒にしてくれる掃除機ロボットもあるので、清潔で床がピカピカな毎日を過ごせます。

外注する

家事や育児それに仕事もあるとなかなか掃除まで手が回りません。

でも、ずっと掃除をせずにいるとホコリがたまりアレルギーなど健康状態も悪くなります。

そんな時は『家事代行サービス』を利用するいいいですね。

家事をプロに頼むことで育児に専念できたり、夫婦の間にも余裕がうまれます。

部屋を片付けて子育て中のイライラを軽くしよう

部屋が散らかっているとイライラするだけでなく体にも害がでて悪循環です。

どうしてイライラしてしまうのかを理解して原因を探ってみましょう。

部屋を綺麗にするのは家族みんなで行い、一人だけに負担が偏らないようにしたいですね。

無理はせず家電やプロに頼んだりして環境を整え、育児中でもストレスなく過ごしましょう。

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