「那智の滝に行ってみたいけど、子供が小さいし、たくさん歩けるか心配…」
周辺には、世界遺産「熊野那智大社」や自然の造形美「橋杭岩」など、絶景スポットがいっぱい!
そこで今回は、車でラクに回れるルートで体力に不安があっても大丈夫なプランを紹介していこうと思います。
大阪・和歌山方面からのアクセス方法や、滝・神社・名物グルメなど子連れでも安心して楽しめるスポットをまとめました。
那智の滝ってどんなところ?

那智の滝(なちのたき)は、和歌山県那智勝浦町にある日本一の落差はなんと133mを誇る名瀑。
毎秒約1トンの水が落ちています。
那智の滝は熊野那智大社の別宮になっている飛龍神社のご神体として崇められています。
滝を正面から見ることのできる観覧舞台に行ってみると、その迫力を肌で感じることができます。
【出発地別】アクセス方法
【大阪方面から那智の滝】(所要:約3時間30分)
阪和自動車道・紀勢自動車道(無料区間)ですさみ南ICへ、国道42号を南下し、串本を経て那智勝浦町へ。
【和歌山市から那智の滝】(所要:約3時間)
和歌山市内からも基本は同じルート。
紀勢道でスムーズにアクセス可能です。
《那智の滝》
〒649-5301
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
日帰りモデルコース|実際の観光ルートをご紹介
今回の日帰りプランは祝日に出掛けたということもあり、通常営業と異なる可能性があります。
事前にお店の情報を確認しておくことがおすすめです。
那智勝浦から高速ICまでは少し距離があるので、途中で休憩しながらゆっくり帰るのがおすすめです。
帰りに時間があれば、道の駅で夕食を楽しめると◎
道の駅「すさみ」で休憩

トイレ休憩をはさむため道の駅「すさみ」へ。
通常9:00からの営業なので、朝早いと閉まっている可能性があります。

残念なことにまだオープンしてなかったけど、トイレは24時間使えるよ。
公式サイト:道の駅すさみ
橋杭岩で観光

道の駅「くしもと橋杭岩」に車を停めて、絶景散策。
串本から大島に向かって、海中に約850mの行列を作っている大小の岩柱が高くそびえ立っています。
橋杭岩は国が指定する天然記念物でなんと、干潮時に岩の間まで歩けます!

子供たちも楽しめる自然のアートスポット!
ただ、足元は水溜まりがたくさんあるので、服を濡らさないように気をつけて下さい。
公式サイト:道の駅くしもと橋杭岩
『まぐろ三昧那智』でランチ

新鮮な生マグロ料理が楽しめるお店!
オープン前でしたが3組程、すでに並んでいました。
駐車場はお店前にパーキングエリアがあるので、停めやすいです。

店内にはテーブル席とカウンター席があったよ!
私はまぐろづくし定食にしました。

新鮮なまぐろが美味しくて、刺身のまぐろはすごく厚切りにカットされていて贅沢なランチでした。
子供たちのねぎとろ丼を一口もらいましたが、量もボリューミーでとろける味。

まぐろが有名な町だけあって、
とろけるようなまぐろの食感と、特製ダレがご飯にもしみて幸せを感じる味。
新鮮なまぐろの旨みが口いっぱいに広がって、最後のひと粒まで大満足の食事でした。
公式サイト:まぐろ三昧 那智
ランチを堪能した後は、こちらの「中定商店」

「えっ、まぐろが200円!?」と驚く鮮度と価格で販売されています。
お土産にも、自宅ごはんの一品にもぴったり。
※製造に時間がかかるため、朝はオープンしていないことが多いそうです。

この日は、残念なことに、まぐろの販売はなかった~
香梅堂で鈴焼き

地元民にも観光客にも人気のミニカステラ風和菓子「鈴焼き」。
香梅堂は創業100年以上の老舗で、香梅堂の鈴焼きは実店舗でのみ販売していて、お土産にも喜ばれます。
なめらかでしっとりとしていて、いつまで経っても固くならずに美味しく食べられます。

美味しいうちに早く食べて欲しい!
新宮方面にきたら、絶対に買って欲しいお土産です。
大門坂で雰囲気を味わう

ずっと昔からたくさんの参拝者が通ってきた熊野古道。
その面影をいまも残している大門坂は石畳が美しい、個人的に見て欲しいスポット。
熊野那智大社や那智の滝を目指すコースで、苔むした石段と杉林は雰囲気も素敵です。
夫婦杉の近くでは、平安衣装のレンタルもやっていて当時の姿を再現した衣装で熊野古道を散策できます。

衣装に身を包んで散策している人もいて、とっても素敵でした。
興味のある方は一度体験してみてはいかがでしょうか?
小さい子供や足腰に自信がない人は、夫婦杉で雰囲気だけ楽しむのも◎
大門坂駐車場から夫婦杉まで距離があります。

歩き慣れていない人は無料貸出されている杖立を利用して歩いてみましょう。
那智の滝~飛龍神社でお参り

滝つぼ近くまでは徒歩10分ほど、長い階段がありますが比較的緩やか。
飛瀧神社では社殿はなく、那智の滝そのものを神様として直接お参りします。

瀧つぼから流れる水を飲むと、延命長寿と伝えられてるよ
初穂料200円を支払って、盃(さかずき)を使って飲んでみました。

こちらの盃は自宅へ持って帰れます。
そして、待望の那智の滝!

大迫力の滝を見て、「すごい…」の一言。
那智の滝は神秘的で、自然の力と神聖さを感じられる場所でした。

心が洗われるような美しさがあったよ。
熊野那智大社

時間と体力に余裕があれば、世界遺産の神社で家族の健康祈願をするといいですね。
本殿までは階段がありますが、子連れの場合は無理せず車で駐車場まで行くことができます。

通行料は800円でマイカーOK!
隣接する売店で地元名物の軽食やお土産もチェックを忘れずに。
子連れ那智観光を快適にするヒント
ベビーカーの使用は、那智の滝〜大社間では難しいので、抱っこひもがあると安心です。
各所に無料トイレがあるので、道の駅を活用すると◎
夏場は熱中症対策&雨具の携帯を忘れずに!
車での長時間移動になるので、酔い止め薬や車内で快適に過ごせるアイテムを用意するようにしましょう。
まとめ|車でラクラク!家族で楽しむ那智の滝観光
那智の滝への観光は、「歩くのが不安」「子連れで心配」でも、車移動メインなら日帰りでもしっかり楽しめます!
滝や大社の歴史、まぐろグルメ、橋杭岩の絶景まで…
家族の思い出になる1日旅になること間違いなし。
ぜひ、和歌山県の観光スポットを楽しんでみて下さい。
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